Daihyou's Blog: 3月 2009

2009/03/31

Mar.31　ZOMBIE

ドイチェ・エレクトロの奇才Zombie Nationが久しぶりにアルバム
「Zombielicious」をリリースしました

今回もかなり狂ってて
リミックス諸作で見られるキャッチーなアシッドシンセはやや抑え目
全体的にモノトーンでジワジワと進んでいきます

リズムの打ち方やギターを弾いてるかのようなフレーズがロック的で
ここら辺がエレクトロ好きの人にも刺さるポイントなのではないでしょうか。

しかし

所々で鳴る不穏な音や　突然凄い発振をするシンセなど
訳のわからなさ満載

総括としては
「ED BANGERみたいなのやってみようとしたけどこうなってしまった」
そんな印象です。

毒っ気のあるものが聴きたい方におススメ

2009/03/30

Mar.30　DENPA

03/29
DENPA!!!
@ axxcis

国内最大規模のアニメオタ系パーティーと言われる
DENPAに潜入してきました

超満員！！！

当イベントはオールナイトではなく祝日の１４－２２時開催
未成年でも参加可能ということで客層は全体的にかなり若め

コスプレイヤーも沢山いました（ハルヒや初音ミク率高め）

メインフロアはサイケアウツＧやKA4Uなど
ブレイクコア/チップチューンの中でもフロア向きのアーティストが出演

ＵＳＫ　この方はGAMEBOYを使ってライブ
大きい音で聴くロービットサウンドは面白かったです

サブフロアの方はアニソンＤＪやナードなアーティストが出演
DENPAのコアな部分です
こちらのフロアの方が熱気、湿度ともに遥かに高く
あまりの熱気で天井から水滴がボタボタ落ちてきます

アニソンＤＪがかける
みくみくにしてあげるやウマウマといったニコニコ動画的人気ソングから
ワンピースやアクエリオンといったメジャーアニメの主題歌まで皆大合唱

僕らがMGMTのＫＩＤSやDAFT PUNKのONE MORE TIMEで
盛り上がるのと一緒。

コスプレ女子のパフォーマンスの後
メインとサブの両方のセンスを持つSoccerBoyくんがＤＪ

この日はBPM170越えのHappy Hardcoreセット
パーティーとしては深めの時間帯ではありましたが
いい感じにフロアをロックしてました　流石。

僕はアニメやオタクカルチャー全般は嫌いじゃないのですが
コミケは雰囲気的に駄目だったので
今日のパーティーはちょっとどうかなと思ったのですが
凄くフレッシュかつ健全的で楽しかったです
（キモい雰囲気の人は普通のクラブイベントより寧ろ少ないくらい）

ところどころアマチュアっぽさは感じましたが
それも学園祭のような手作り感で有りかな

2009/03/27

Mar.27　Steamed Bun

ここの所　蒸しパンにハマってます

定番の銀座木村屋ジャンボむしケーキプレーン
冷蔵庫で冷やして食べても美味しいです

こちらはレンジで温めるとより美味しい
フジパンのもちもちミルクキャラメル蒸し

で　今一番アツいのはこちら
山崎製パン　GOOD CHOICE EVERYDAYシリーズの熟蒸
かなり濃厚な味です

腹持ちしないし　おやつ代わりにするには
けっこう高カロリーなので
ダイエット中の方にはあまりおススメしません＾＾；

でも美味しいですよ！

2009/03/25

Mar.25　Dubstep , Funky , next...?

やっとメジャー/オーバーグラウンドな界隈でも
耳にするようになった音楽ジャンルDubstep

なんと天下のスヌープ様の新曲がDubstep！

Sensual Seducationを初めて聞いたときも相当ビックリしましたが
この人のカッティングエッジっぷりは本当に凄いなぁ

日本でもそろそろメジャーな所の人に
一発Dubstep作ってみて欲しいものです

でもってＵＫの方では去年位から
Bassline/Fidget HouseやDubstep/Grimeあたりが
（ひっくるめてUK URBANとか言うらしい）
プレイされるようなパーティーで新しいスタイル
「Funky」っちゅうのが注目されてるみたいです

とりあえず去年のFunkyヒット曲がこちら

Donaeo. Devil in a Blue Dress. from Luke Van Boom on Vimeo.

簡単に言えばR&BにSocaやクンビアといった
アフロ系のリズムを混ぜた感じでしょうか

今までのUK URBANモノと比べると
「ベースミュージックではない」という大きな違いがあるのですが
元を遡るとUK GARAGE/２STEPから始まった流れなので
あまり違和感は感じません
寧ろDubstepより女子ウケは良さそう笑

個人的に最も熱いKuduroとの親和性もあったり。

以上を踏まえると　これもFunky的かと思います

流石Sinden！

2009/03/24

Mar.24　The Ball & Kicks

土曜日はクラブ２箇所行きました

03/21
The Ball
@ Trump House

渋谷Trump Houseにて
TOKYO DANDYのパーティー

ラッシュ時の電車ばりの混雑っぷり！

外人のお客さんが非常に高かったです

禁煙無事継続中のSoccerBoyくん
この日は P Diddy / Bad Boy For Life等　Hip Hopネタがうけてました

そしてゲットーミュージックといえばこの方
DJ FAMILYくん

かなり久しぶりに彼のプレイを聴いたのですが
ハンパない進化っぷりで正直ビックリ。

DJ FunkやSoundmaster Tといったシカゴものから
Second Phase～A Guy Called Geraldあたりの９０年代アシッドテクノへ
そしてOliver Huntemann & Stephan BodzinのGigoloの曲など
ドープで狂いまくった流れを作ってました
ざっくり言えば近年の高橋透さんに近い感じです

以前はゲットーミュージックをプレイする貴公子ってイメージだったのですが
やさぐれて（物腰は丁寧な好青年です）
虚勢じゃない本物のゲットーな雰囲気を醸し出してました
いやー　マジで凄かったです

ちなみに　彼もSoccerBoyくんと同じくTraktor使い

その後　すぐ近くでやってたこちらのパーティーへ移動～
disco TEENAGE KICKS
@ JZ Brat

丁度Death Is Not My Aimの２人が
フロアをロックしまくってたところでした

SindenのＤＪばりに高速フィジェットを次々投下するヒロくんと
凄まじい集中力でザクザクMIXしていくタカシくん

以前見た時よりタイトな感じでヤバかった

続いてSpank!のTavuchiさん率いる（この方のブログ面白くて好きです）
Spank!GirlsのＤＪ
これがかなりゴキゲンでパンクロックな選曲

なんというか場の作り方が流石です
道を切り開いてきたオリジネーターのタフさみたいなものを感じました

そしてSEXの２人が更に盛り上げます

ラストはBACK TO BACK
もうグッチャグチャ笑

TEENAGE KICKSはゲストＤＪの名前で人を呼ぶのではなく
このパーティーについてるお客さんが多い
そんな理想的でエッジの効いたパーティーです

楽しかった～

2009/03/23

Mar.23　ROKU 4th ANNIVERSARY

03/20
ROKU 4th Anniversary
渋谷に来たら一度は行ってみて欲しいお店
静岡おでん ROKU

店名の通り広さはわずか６坪で
Le Baronのようなセレブ感を演出してるわけでもなく
今は無きMixroofficeのようなサウンドシステムがあるわけでもないのですが

美味しいおでんとリーズナブルな価格のお酒、きさくなスタッフの人柄に惹かれ
色々な業界の著名人が顔を会わせる文芸サロンでもあり
若いクリエイターのトキワ荘的溜まり場でもあり
駄目人間がダラダラのんだくれる場所でもあり
なんとも面白いお店です

ちなみに
MOODMANからIDJUT BOYSまでここでＤＪをしたなんて話も

先日そんなROKUが４周年を迎えました
この豪華なラインナップ

大混雑！
トイレ行くのにも一苦労

GALBITCHくんも若者代表としてＤＪ

そしてPort of NotesのDSKさんのライブ

足元はRC-50やGiga Deley等ループもの

ディレイを駆使した美しいコード感の前半から
後半は一転アグレッシブで超サイケな演奏
ゆらゆら帝国の坂本さんが楽しそうにしてたのが印象的でした

ＲＯＫＵクッキーおいしかった

あまりの混雑っぷりで長居できなかったけど
色々な人に会えて楽しかったです＾＾

僕はクラブに行く前の景気づけとして寄る事が多いのですが
仕事終わりの１杯や
普通にデートで使っても良いと思うし
ご飯食べに行くだけでも良いし
何気に使い勝手の良いお店だと思います

2009/03/18

Mar.18　HAPPY BIRTHDAY

03/17
DAY YOSHIROTTEN

@ EVER

DJユニットYATTや　グラフィックデザイナーとしても活躍中の
YOSHIROTTENくんのバースデーパーティーに
SoccerBoyくんの代役として急遽ＤＪで参加してきました

会場入りすると　メインフロアでKazuNocoがＤＪ中
今まで見た中で一番楽しい感じでした

ラウンジではROXIさん達がNew Waveを中心にアッパーなプレイ

ちなみにフラッシュたかないとこんな感じでムーディー

２４時頃
ROXIさん達から交代して約30分ほど緩めにＤＪしました

僕の後はモデルとしても人気のAMIAYAさん　顔ちっさ！

メインの方ではSEXがＤＪ
タイムテーブル被ってたけど少しだけ見れました
２人なのにブレない選曲で凄い

この頃にはお客さんがわんさか

ＳＥＸに続いてGALBITCHくん
前半はDJ HELLばりの激シブセットで面白かったです

ラウンジの方でも２ＢＯＹくんが盛り上げ中～

TAKAKAHNくん　そろそろ出番っすよ！

ケーキも　いざ出陣

YATTのDJがスタート
YATTはとにかく聴いてて楽しくなります＾＾

そしてケーキ登場！　YOSHIROTTENくんおめでとう！！

今回　東京のエレクトロシーンで活動する
ＤＪの方々のプレイを色々見て
所謂「エレクトロ」というジャンルの枝分かれみたいなモノを感じました。

最初　JUSTICEやBOYS NOIZE達がドーンと出てきて
みんな同じ様なディストーションサウンドを
ひたすらアッパーにかけるだけだったのが

例えばNew Waveやインディロック、
ハウスやミニマルテクノの要素を取り入れたりetc..
皆それぞれ少しずつ違う選曲になってきています。

そんな様々なプレイスタイルが生まれつつも

このＤＪと、このＤＪは全体としての選曲は違うけど
あの曲はどっちもかけるよね、といった
共通項としてのエレクトロがチラリと垣間見れたりするのが面白い。

このミクスチャー感覚こそ
ビッグビートから今のエレクトロへ繋がり
その先へ向かう道筋なんじゃないかなと　個人的に思います。

2009/03/17

Mar.17　Fake Bloooooood

きたきた！今週のEssential Mixは
ビッグビート時代にThe Wise GuysのＤＪとして活動していた
Theo KeatingのソロプロジェクトFake Blood！！！！

2008年　どこのクラブ行ってもかかってたこの曲でオナジミ

本当にもういいって思うくらい聞きました。

ベースラインとレイブシンセ、ブレイクビーツといった
今最もド真ん中なサウンドで一躍シーンに現れ
（前述の通りWISEGUYSのキャリアはありましたが）

数々の名リミックスをドロップしつつ
フィジェットハウス界のスーパースターユニット
Machines Don't Careにも参加

そして今年のFuji Rock Festivalで遂に来日！

完璧なタイミングでのEssential Mix

まさにFake Bloodワールドといった素晴らしい内容です。

数週間前にフィジェットハウス界の帝王Herveが
Essential Mixに登場したのですが
そちらはプロモ過ぎるというか、ちょっと流れに難があった感じでした。

そちらに比べるとFake BloodのMixはしっかり構築してあって
おそらくこの人ＤＪかなり上手いんじゃないかなと思います。

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